喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2018.05.13

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長年触っていなかったシャーペンのグリップがパキパキに硬化したり、あるいはベタベタになったりしていることありませんか。あれはなんなんだろう。たまの休日にやるべきことなんて消耗品の買出しぐらいで、仕事は稼動人数が減って稼ぎ時の週末が大変で憂鬱。歩いたって当たる棒も無いくらいの田舎なので、最近は大体家にこもってゲームにいそしんでいます。最近全然カメラを触っていないからそろそろ動きたいなと思っていた矢先に月末に名古屋へ飛ぶ用事ができたので何か撮れたらいいな。西日本に縁の無い人生だったから大阪・名古屋はひとくくりに捉えてしまうし、地理の認識がスカスカなので素直に日本地図を見る。一昨年行った京都は大阪のひとつ北に位置している訳だから、琵琶湖を挟んで愛知は少し東寄り。でも東京からは結構な距離があるぞ。そりゃ飛行機にも乗るわ。といった記述を残して出掛けたのが先月の話で、咲いてた桜もすっかりなくなって今は5月。仕事の休憩時間が半端に残って、でもすぐ職場に戻りたくないからなんとなく外に出てきて、駐車場のポールにもたれかかりながら曇り空の下でこれを書いてる。書いていたら、雨が降ってきた。日記が最近全然書けてないのはここ数ヶ月の日常が睡眠・食事・仕事・ゲーム・交遊のみで構成されていて一人で文字を打つ隙がさっぱりなくなっていたから。名古屋の写真はぼちぼちレタッチが終わり次第タンブラーに上げていくから待ってて。曇り空の下で一人になると日記を書きたくなるのは、やはり自分の性根が薄暗い色に染まっていることの証明なのかもしれない。こんな人間でもこの先ちゃんと結婚の話がまとまってきているので神様は許して欲しい。

2018.03.09

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とっくに明けております。毎年1月というのは一年の中でも特に長いなと思ってたのに今年はそうでもなかった。そして今日は本来の給料日よりも前に休日を挟むから今日が支給日だよ、と職場の人に言われて気付いた給料日。2月が過ぎ去るスピードは毎年早い。日数が少ないから当然だが。

 

健康診断にいったらほぼ昨年と変わらない数字。身長が1センチ縮んだ気がしたし視力が0.3向上していた気がした。21世紀もそこそこ進んで今だに目盛りのついた棒に背を預けて小さいリングを覗く測り方をしているのはどうなんだろう。未来の人類が知ったら失笑ものかもしれない。

 

突然後輩から声をかけられて雪山に行くことになって、ウェアやら小物やらを揃えて初めてスノーボードに乗った。子供の頃やっていたスキーとは大違いで、雪煙を巻き上げて大転倒した数はもう思い出せない。始めて2時間ぐらいはもう二度とやるもんかと思ったのに、3時間目でなんとかコツを掴んで滑れるようになった。結果的には楽しかったけどちゃんとコーチしてくれる人がいたら楽しい時間はもうすこし長かったと思う。

 

まともに日記を書く時間がなくてとりあえずぽつりぽつりと書いていこうと思っていたけどそれも結局大した数が紡げないまま3月になった。明日もうひとつ歳を取ることになっているけど僕はといえば部屋で歌って音楽を聴いてゲームをしてと10年前には予想だにしなかった自堕落ぶりを発揮している。最近こういう年齢になってきてわかったことは、子供の頃思っていた20代や30代という年齢は、意外とまだ"若い"世代という扱いなんだな、ということ。

2017.12.18

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実に2ヶ月ぶりの更新ですって。11月中に何かしら書いたかな、という偽の記憶が埋め込まれていたようで宇宙人のキャトルなんちゃらを疑ってます。師走の字の如く、年末にかけての時間の流れは、まるで坂を転がる小石のようにスピードを増している気がして、気付けばあと半月で今年が終わるという。部屋で十余年腰掛けていた学習机の椅子を解体し、新たにワークチェアをこさえたら部屋の面積が圧迫され、とうとう立つか座るか寝るか、という空間になってしまった。子供の頃はクラスの友達を何人も招いたはずだが、いまや2人が快適に過ごせるかどうかも怪しくなってきた。ワークチェアは良い物を買おうと前々から思っていて、人間工学だの姿勢の矯正だのというメッシュの入ったいかにもな椅子を想像していたけれど、結局綿の入った課長席のような椅子に落ち着いた。どんな素材であれ、背もたれが常にギシギシと音を立てる環境からは解放されたので良い買い物だった。それから仕事が嫌になったり、恋人に助けられたり、風邪を引いたり、おいしいものを食べたり、ゲームをしたりしました。今は昨晩寝違えたらしい左背面の筋肉が訴えかける痛みをどうにか無視して仕事をしてます。グワーーーッ。体の悩みは整体の先生に相談したらよさそうな気がするけど、未だに整体という世界に足を踏み入れたことがないのでこわい。こわいことなんて何もないはずなのに。かつてバーで知り合った仲良しの人が整体士で、あるときバーで簡単な施術のようなものを受けたけど、自分では聞く事のない首の骨が鳴る音をバキバキ聞かされた。でもそれは関係ないはず。はず。

2017.10.20

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 近況ですか。ゲームばかりやっています。月の上旬に車検というシステムによってごっそりお金をもぎ取られるイベントが発生したのと、今月引き落しのカードの請求金額の多さに卒倒しそうになったこともあって、休日に今まで通りぶらぶらと出かけていったらあれよあれよという間に散財する気がしたので、休日はもっぱら部屋に引きこもることにしました。多分今月しばらくはこの生活が続くと思います。ちょうどDESTINY2をやりこんでいるタイミングだったので退屈はしてない。毎日惑星を探索しては機械だの宇宙人だのと戦いながら、時には他のプレイヤーとボイスチャットで会話しながら難所をクリアしていく日々。PS4ボイスチャットをしながらゲームをするという体験は初めてで、それも顔を知る友人とではなくたまたま同じクランに所属しているだけの人と会話するのは妙な感覚だった。それでも共通の目的があって夜な夜な戦うのは楽しい。午前3時までゲームをやり込むというのも久しぶりだった。そんな訳で以前の日記で朝食をまともに食べようと書いたような気がするけれど未だに睡眠時間に割り振られたままの日々です。4時間睡眠で仕事をすることは可能だけど連日はイヤ。この季節の寝具の吸着力はすさまじいものがあり、一度潜り込めば復帰がきつい。大人になってからは大丈夫だと思ってたけど何年経ってもそんなことは全然なかった。20代なりたての気持ちでまだ生きているけれど、もうおっさんの分類の方が正確になりつつあるんだな。

2017.09.20

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休日が明けて再び就労の日になったものの、無限に湧いてくる睡眠欲と空虚な気持ちのやり場がないのでこうして文を書いています。いつもより1時間強早く就寝したものの体はより深く長い睡眠を求めており、スマホのアラームで目覚めた自分は何度も夢と現実を行き来した。霧の深い明け方に車を走らせ、朝食代わりのスナック菓子をボロボロこぼしながら職場に着いて、時計を見たら朝の4時だったので、寝ぼけて早く着すぎた旨をラインで知らせて帰宅する夢を見た。スヌーズ機能で再び音を鳴らすスマホを操作し音を止める、夢を見た(行動したつもりだったがただの思念であった)。寝ぼけてスマホを操作し不特定多数に意味不明な文字を送りつける夢も見た。スマホスマホというだけあってこの間ずっとスマホを握り締めて寝ており、右手はバイブレーションによりすっかり痺れていた。眠気によって頭が冴えないさまは霧の中の視界に似ている。こんな状態で難題が降りかかったら正常に対処できるか自信がない。ひとりで店にいる間にかかってくる電話が恐い。最近仕事がこわい。前にも書いたクレームの話以来、人の怒りや悪意に触れるのが本当に嫌なことなんだとよくわかった。でも人と関わらない仕事はないし、ミスをしない人間はいないから、漠然とでも日々を進むしかない。霧の中の視界に似ている。最近あった楽しい事は、久しぶりに行ったサイゼのごはんがおいしかったこと、ゲームが楽しいこと、犬や猫を一度は飼いたいなという気持ちになったこと、良い毛抜きを買ったこと。あと、自殺したい人がディズニーランドのショーを見たら元気をもらえるかもしれない。なんで今自殺っていうワードが出てきたのかはわかりませんが、久しぶりに自殺って言った気がする。するもんじゃないぞ、自殺なんて。朝ごはんが桃数切れという朝が何日か続いているのでそろそろガッツの出るご飯も食べたい気がします。そしたら霧も晴れる気がするから。

2017.09.12

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 僕の預かり知らぬ所で暗黙の了解があったのか、ほぼ毎日店の開店を任される日々が続き、今日は少し遅めに出勤してよかったのでここぞとばかりに朝はしこたま寝た。朝8時まで寝てていいのはとてもありがたいことで、こんなに寝ていていいのか、という気持ちになった。人生の3分の1は寝ている時間が占めているというし、こんな睡眠を得る為に我々は日々働いているのか、いやそんな訳はないな、正しくはより良い睡眠を得る為に、具体的にはより良いベッドやマットレス、毛布、布団、枕を得る為だな、などと考えた。トゥルースリーパーとやらに年々関心が高まっていくけど、一度身を委ねたらもう起き上がれないのではないかと震えています。睡眠も食事もセックスも、生理的な活動に快感を与えた神やら遺伝子やらは罪深いなと思う。性行為は多くの場合他者を伴うので無理に行うと罰せられたりするけれど、その点睡眠と食事は他人に迷惑をかけないからいい。むしろ摂取していない方が迷惑をかける。しなければならないことに快感が付随するのだから、人は寝転がり、好きなものを食べ、太る。デブ〜〜〜〜。ただその光景はとても動物的で、他の種の動物のさまと同じであるから、野生や本能の観点から見るとぶくぶくと太って寝倒して子孫を残す生き方の方が理想的なのかもしれない。でも寝不足をも厭わぬほど面白いものが世にはあふれていて、太りたくないから糖質のない食品が開発されて、ついでに性行為も同性との接触やソロプレイが発達した。人間は正反対のところへと足を向け、何年もかけて野生の対角へと歩いているらしい。行き着く先はやっぱりロボなのかな。なんでこんな事を日記にしたためているのかというと電車に乗っていて暇だからです。

2017.08.28

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思い返せば今年は山登りにカイト飛ばしにボードゲームと三ヶ月ぐらいの周期で趣味の開拓と消費を急いでいるところがあって、若いうちに楽しんだ方がいいことを無意識化で選択してどんどん潰しているのかなぁ、と他人事のように俯瞰した。そんな中今日は朝からクレーム対応で心が死んだ。必要以上の悪意を注ぎ込んでくる人間とはなんなのだろう。魔女狩りを行う人間の狂気じみた扇動と処刑が実際のところどうであったかはわからないが、心に正義の心が燃えていれば誰でも炎で燃やそうと思うのだろうか。人と関わる仕事を続けてきて4年目になるけれど、必要以上の喜びをくれる相手が全体の1%いるとしたら、必要以上の悪意を浴びせてくる相手は5%いる。客の望みをそのサービスで叶えることは”当然”だし、そこに感謝をしろというつもりもない。望まぬ結果になった時に不満を言うのも尤もである。しかし、そこにプラスして、対応した相手を貶めてやろうという悪意を持った人間が、全体の5%はいる。こちらに落ち度があってもなくても、悪意は突然降りかかってくる。特にお客様窓口だとか、サービスセンターという所で働く人々はとても気の毒に思う。悪意を抱えた人間にはそれが吐け口に見えるのだ。ならばそもそも不満のない、完璧なサービスや商品を生み出せばいいのだが、不可能だ。なんだって無理に体内に詰めれば人は死ぬし、説明書に書いていないやり方で怪我をしたり壊したりする人はいくらでもいる。言った言わないの話も声が大きい方が勝つ。この世の人々から悪意という思考回路を全て打ち消してくれればいいのに、と神頼みのようなことを思う。キリストは罪を背負ったというが、こぼれ落ちた罪が多過ぎる。文を読んでわかる通りとても悲観的でストレスにより胃も痛いのですが、いい歌を聞いたらじんとしたし、面白い話を聞いたら笑えたので、これからお酒を飲みながらなんとか生きていこうと思います。