喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2018.08.23

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前回年齢のことを書いたと思ったけど、今日はsuchmosのヨンスが26歳だということを知って白目を剥いた。薬指に輪っかをつける生活をしてからもうすぐ二週間というところ。プラチナだの金だのは柔らかい素材で、はやくも指輪には小傷がつき、望んで選んだ艶消しの表面加工はどんどん磨かれていってる。光沢のある指輪も存外悪くないものだなと思う。ただエイジングの話をするには二週間という期間はあまりにも短すぎるのでは?ハーーン??と思ってますが、指輪ってこんなもんなんですかね。外の気温が36度もあるから、今日が仕事日で本当によかったと思ってる。職場にはエアコンがあるから。家に帰ってエアコンをつけても家事をしてると汗が垂れるし、家自体の断熱が良すぎて外より暑い。家を出る時にはほぼ全てのコンセントを抜く倹約家の嫁が最近は躊躇なく設定温度を25度まで下げていく。そのくせ風呂の蛇口は毎回開けっ放しで一時止水のストッパーだけかけていくから、今朝3度目の注意喚起。人に注意するときになるべく角が立たないようかなり気を配るんだけど、仕事よりプライベートの方がその加減が難しい気がしててうーーん忖度、といった気持ち。ちょうど昨晩なんでそんなに優しいのと聞かれたけど、自他との距離、相手の心情、体調、欲求を的確に掴んで、打ちやすい玉を投げてあげるだけなので、要約するとどれだけ相手のことを考えて欲しいものを与えられるかじゃないですか。注意することも少し似てるけど、相手がすんなり受け止められるお咎めを提供するのは難しい。弱いと効かないし、強めれば角が立つ。その点最近睡眠時にいびきが出ることを嫁に強めに指摘されてるので、腕に電流を流すバンド(ふつうに寝てても放電するしやたら安い海外製で恐さしかない)やらマウスピース(一番ポピュラーらしいが効果はなかったらしい)やらを使って対処中。たぶん横向きに寝ることを徹底したらいいだけの話なんだけど。あと一週間したら東京から娘が遊びに来てくれるから、それが当面の楽しみ。

2018.08.06

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雨乞いをしたら記録的な雨が降ってきて全国ニュースレベルの災害になってしまった我が県ですが、ドラマが過ぎませんか。その影響なのか空には雲が多く、うんざりしていた日差しも少し柔らかい。今年は夏祭りに行くモチベーションが湧かず、どうでもいいなと思っていたのに、後輩が一人ででも行くと言ったところにうっかり声をかけてしまって、今電車で待ち合わせの場所まで向かうところ。


仕事が休みになるまでにやりたいことがたくさん積もり、いざ休みになるとそれを消化して、あっという間に時間が過ぎてまた仕事。もうこのサイクルを何年もやっているし、今後もやっていく。10年前の今は高校2年生で、はじめて恋人ができたり部活動に精力的に勤しんだりと、人生の中でも指折りの活発な1年だったことを今でも覚えている。10年という数字は大きなものだと思っているけれど、あれから10年経ったのが今のあなたですよと言われても全然実感がない。2年前ぐらいに精神年齢が22ぐらいで止まってる、という旨の話をした気がするけれど、今も実年齢に意識が追いついてない気がする。


そうこうしているうちにすぐに30も迎えるのだろうけど、その時もぼくは今のように実感がないと言うのだろうか。言うのだろう。その時も健やかであれますように。

2018.07.12

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新居の様子を見に行ったよと書いてから2ヶ月が経とうとしてますが、今では大方の家具が揃い生活感が漂い出した例の部屋で寝食をしている日々。最高気温が30度を下回るかどうかでエアコンのスイッチを押すかどうかを選ぶのですが、かつて都心部のマンションの5階の部屋で窓全開にも関わらず暑さに真夜中に起こされて不眠になりかけた経験から言うと、躊躇わず押せ!金を払え!金で冷気を買え!という発想です。
先月、今月と家のために出費を重ねることはあれど、自分の為にお金を使う機会がすっかりなくなっていることに気付いて少し驚いた。欲しかった高価なものは大体持ってるし、今あるもので向こう何ヶ月も遊べるし、せいぜい食費が少し出ていくぐらい。新生活の用意の為に通帳の数字が割と大幅に増えたり減ったりしているのをハラハラしながら見ていたけれど、相変わらず貯金はできそう。貯金は大事だ。改めて言うぞ、貯金は、大事だ。いざという時大胆に動くにはお金が必要だから。
奥さん、嫁、妻と呼び方がある、今度から彼女でなくなる人のことを、何と呼ぼうか迷ってる。本人にというよりは、第三者に話す時の話。妻は少しよそよそしい気もするし、嫁は自分の口に合っていない音の気がして。奥さんはどちらかというと相手の奥方に対して使う言葉な気がする。20余年生きてきてそういう呼び方で人を呼ばなかったから。当たり前だけど。
新しい生活を始めてから、休日をほぼほぼゲームに費やすような暮らしができなくなってきた。でもやりたいからいつか余裕を持てるようになる。なるぞ。
以上、新生活関係の雑念。明日は作ってもらってた結婚指輪を引き取りに行くことが決まっています。

 

2018.05.17

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不動産屋に連絡して新居の様子を見てきた。前情報で駅が近いことをあまり気にしていなかったので、物件に着くなり駅の近さに驚いた。日差しを雲が遮っていて光がどれだけ差し込むのかはわからなかったが、間取りや設備に特にケチをつける部分が見当たらなかったので、ここに住みますとその場で話した。曇り空をくぐって吹き抜けた風は若干の冷気と湿気を含んでいて、ここに住む頃には梅雨を迎えた後なのだろうなとぼんやり思った。
仕事用の衣服や道具を新調せねばと思い立ちそのまま1ヶ月くらい経ったんですけど仕事のものを休日にわざわざ出向いて仕入れてくるの気分乗らなくないですかという話。梶井基次郎檸檬みたいに、紳士服売り場に鳩でも解き放ってその場を去れたら少しは興奮しますか。わたしははじめて勤めた会社でそれまで使っていたかわいらしい名刺入れをディスられて、その反動でそんな言うならおまんらの望む型に合わせたるわボケとイオンの1000円ぐらいの合皮の名刺入れを即買いして、それを今でも使ってます。そこからなるべく仕事道具にお金をかけないようにする謎のポリシーが展開されていったんですが、そのくせ靴はちゃんとリーガルで買ってたりするから一貫性がない。青山の店頭で1000円ぐらいで買えるワイシャツを着たりするくせにドンキホーテで売ってる同価格のワイシャツには手が伸びないのは不思議なところ。看板の力。よくわかんないね。
 

2018.05.13

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長年触っていなかったシャーペンのグリップがパキパキに硬化したり、あるいはベタベタになったりしていることありませんか。あれはなんなんだろう。たまの休日にやるべきことなんて消耗品の買出しぐらいで、仕事は稼動人数が減って稼ぎ時の週末が大変で憂鬱。歩いたって当たる棒も無いくらいの田舎なので、最近は大体家にこもってゲームにいそしんでいます。最近全然カメラを触っていないからそろそろ動きたいなと思っていた矢先に月末に名古屋へ飛ぶ用事ができたので何か撮れたらいいな。西日本に縁の無い人生だったから大阪・名古屋はひとくくりに捉えてしまうし、地理の認識がスカスカなので素直に日本地図を見る。一昨年行った京都は大阪のひとつ北に位置している訳だから、琵琶湖を挟んで愛知は少し東寄り。でも東京からは結構な距離があるぞ。そりゃ飛行機にも乗るわ。といった記述を残して出掛けたのが先月の話で、咲いてた桜もすっかりなくなって今は5月。仕事の休憩時間が半端に残って、でもすぐ職場に戻りたくないからなんとなく外に出てきて、駐車場のポールにもたれかかりながら曇り空の下でこれを書いてる。書いていたら、雨が降ってきた。日記が最近全然書けてないのはここ数ヶ月の日常が睡眠・食事・仕事・ゲーム・交遊のみで構成されていて一人で文字を打つ隙がさっぱりなくなっていたから。名古屋の写真はぼちぼちレタッチが終わり次第タンブラーに上げていくから待ってて。曇り空の下で一人になると日記を書きたくなるのは、やはり自分の性根が薄暗い色に染まっていることの証明なのかもしれない。こんな人間でもこの先ちゃんと結婚の話がまとまってきているので神様は許して欲しい。

2018.03.09

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とっくに明けております。毎年1月というのは一年の中でも特に長いなと思ってたのに今年はそうでもなかった。そして今日は本来の給料日よりも前に休日を挟むから今日が支給日だよ、と職場の人に言われて気付いた給料日。2月が過ぎ去るスピードは毎年早い。日数が少ないから当然だが。

 

健康診断にいったらほぼ昨年と変わらない数字。身長が1センチ縮んだ気がしたし視力が0.3向上していた気がした。21世紀もそこそこ進んで今だに目盛りのついた棒に背を預けて小さいリングを覗く測り方をしているのはどうなんだろう。未来の人類が知ったら失笑ものかもしれない。

 

突然後輩から声をかけられて雪山に行くことになって、ウェアやら小物やらを揃えて初めてスノーボードに乗った。子供の頃やっていたスキーとは大違いで、雪煙を巻き上げて大転倒した数はもう思い出せない。始めて2時間ぐらいはもう二度とやるもんかと思ったのに、3時間目でなんとかコツを掴んで滑れるようになった。結果的には楽しかったけどちゃんとコーチしてくれる人がいたら楽しい時間はもうすこし長かったと思う。

 

まともに日記を書く時間がなくてとりあえずぽつりぽつりと書いていこうと思っていたけどそれも結局大した数が紡げないまま3月になった。明日もうひとつ歳を取ることになっているけど僕はといえば部屋で歌って音楽を聴いてゲームをしてと10年前には予想だにしなかった自堕落ぶりを発揮している。最近こういう年齢になってきてわかったことは、子供の頃思っていた20代や30代という年齢は、意外とまだ"若い"世代という扱いなんだな、ということ。

2017.12.18

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実に2ヶ月ぶりの更新ですって。11月中に何かしら書いたかな、という偽の記憶が埋め込まれていたようで宇宙人のキャトルなんちゃらを疑ってます。師走の字の如く、年末にかけての時間の流れは、まるで坂を転がる小石のようにスピードを増している気がして、気付けばあと半月で今年が終わるという。部屋で十余年腰掛けていた学習机の椅子を解体し、新たにワークチェアをこさえたら部屋の面積が圧迫され、とうとう立つか座るか寝るか、という空間になってしまった。子供の頃はクラスの友達を何人も招いたはずだが、いまや2人が快適に過ごせるかどうかも怪しくなってきた。ワークチェアは良い物を買おうと前々から思っていて、人間工学だの姿勢の矯正だのというメッシュの入ったいかにもな椅子を想像していたけれど、結局綿の入った課長席のような椅子に落ち着いた。どんな素材であれ、背もたれが常にギシギシと音を立てる環境からは解放されたので良い買い物だった。それから仕事が嫌になったり、恋人に助けられたり、風邪を引いたり、おいしいものを食べたり、ゲームをしたりしました。今は昨晩寝違えたらしい左背面の筋肉が訴えかける痛みをどうにか無視して仕事をしてます。グワーーーッ。体の悩みは整体の先生に相談したらよさそうな気がするけど、未だに整体という世界に足を踏み入れたことがないのでこわい。こわいことなんて何もないはずなのに。かつてバーで知り合った仲良しの人が整体士で、あるときバーで簡単な施術のようなものを受けたけど、自分では聞く事のない首の骨が鳴る音をバキバキ聞かされた。でもそれは関係ないはず。はず。