読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

作品のタイトルについて

元々僕は芸術に関しての知識や教養がなくて、でもそのくせに美大なんぞに入ってしまった。その時に、今後そういうものに触れる機会が多いのだから、自分なりにいろんな作品に対してのものの良さを判断する秤を持ってないといけないぞ、と考えました。特に絵…

午後1時の憂鬱

細かくなった野菜くずを茹でて、インスタントの塩ラーメンと一緒に食べた。砂の色を想起させる濁ったスープは平日昼間そのもののような味がした。テレビでは浅黒い肌の司会者が関西弁で何かをわめき立てているが、ぼんやりとした頭には情報が入ってこない。…

書き出し50音 は〜わ行編

「は行」バンプオブチキンが大好きだという話は周知の事実と思って敢えて今更しないけど、2月発売のアルバムをクリスマスイヴの時点で予約注文した僕は、先日発表された初回特典のブルーレイの中身の情報を知ってパソコンの前で激しく首を振ることとなった。…

書き出し50音 あ~な行編

僕が日記を書くときの書き出しは大抵身の回りの適当な事情とか心情から引っ張ってくるんだけど、それに制限をつけても自分はつらつらと文章を書けるのか?と思って、50音それぞれの音から始まる書き出し文を書いてみました。要は暇つぶしです。 書き出したこ…

おじさんの話

電話ボックスにおじさんが詰まっていた。高さ2m弱、四方の幅は1mにも満たないだろう。そんなごく小さな空間に、緑色の公衆電話が静かに佇んでいる。その電話機に向かい合うおじさんがひとり。僕は通勤途中で、足早に駅前の歩道を過ぎ去ろうとしていた。視線…

フロムエア

分厚い雲を突き抜けて晴天の世界に出た黒い飛行機は、ごうごうと音を立てて南へ飛んだ。雲の上は常に快晴なので、天国が雲の上の世界だとしたら死後の世界というのは退屈だなと思った。飛行機が滑走路で加速して今か今かと離陸を待つ時、もっと速く、もっと…

ホラーについて

所属している「サーカス023」の面々の半数がホラーに関心のある層で、のちのちホラーな作品も作るかもしれないので、ホラーに関しても掘り下げていきたいと思いました。ここ最近自分を見つめ直しまくり。 ホラーがどうというより、オカルトの門を叩いたのが…

人格と笑いについて

コント集団に入ったからには自分の中に笑いの哲学を持たねばならぬと思ったので、そのルーツを考察してみることにします。そもそも僕のルーツとしてさかのぼっていくと、小学校低学年の頃はコロコロコミックを読んで育ちました。平凡です。ゴーゴーゴジラマ…

コント集団の話

この前コント集団に入った、という話をしたけれど、その話を少しします。 高校時代の友人と同期の方が二人で企画し、旗揚げされた謎のコント集団が謎の動画をアップし(https://youtu.be/jtlXZiKUXdk)、それを見た僕が友人に対し感想を告げ(第一声で「何を…

骸骨の話1

色に力や印象を見出すのは遥か昔から伝わる人間の変わった意識であり、色のわからぬ動物たちにはなんら意味のない概念であった。 ぼんやりとした、明るい氷の塊が空から無数に落ちてくる。人はそれを雪と呼んだ。冷たい風が弄ぶようにあちこちにそれを撒き散…

仮面について

大きなキャリーバッグを引っ張って昼間に部屋から抜け出して、帰ろう帰ろうと思っていた実家へ向かうバスに乗った。バッグの中には不要品が詰まっていて、実家に置き去りにしてしまう算段。キャリーバッグを引いている姿を見れば誰でも遠方からの旅人と思う…