喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2015.11.11

f:id:yukimofk:20151111151150j:image
写真に「何を」写して、それが「どう見えるか」を自分は重視しているのだな、という悟りを唐突に得た。きれいに撮ること、鮮やかに写すことはとても簡単だから自分の関心はそこになくて、たとえば花を一つ撮ったとして、それが怖いと思えたり、おいしそうだと思えたり、「きれいである」こと以外の、撮影者の意図が混ざらないと生まれない表現にとても惹かれていて、自分もそういう写真を撮っている。絵画的と言われたことがあるのはそのせいだろう。写真は現実を写す道具であるという言葉は事実でありながら全てではないと思っていて、そんな事実より撮影者の意思がゴリゴリに現実を捻じ曲げている方が魅力的に思える。でも決して写真を加工しまくれとかいう話ではなくて、あくまで「構図(何が黄金比率だバカタレと思ってます)」「ぼかし方」「色彩」でセンスが出ているものが好きで、自分もそうでありたいと思ってます。tumblrに写真を載せる傍ら、フォローして眺めているのは同じく写真家の人しかいないので、そういった方からハートが飛んでくると嬉しい。彼らの写真は「きれい」であり、それでいてセンスが独自の一貫性をもたらしているので、自分もそうなりたいと思う。何を撮っても「これは○○さんの写真ですね」とわかるような、そんな強い写真。かの森山大道は量のない質はない、と言っていて、これは本当にそう。撮りためている大量の「量」を少しずつ見せていけたらと思っているので、見てくれている方は待っていてください。また展示とかしたいです。日常の話?冷蔵庫に餃子が34個あったので焼き餃子と餃子鍋を作って食べました。