喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2016.02.24

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仕事終わりと休日の話。シンプルに単純作業を延々とやり続けるのは見た目と内容以上にしんどいことで、目は半開きで足取りもふらつく状態で電車に乗り、これではまずいと体に喝を入れるべくエネルギーを求めた。結果、帰路の途中で山盛りのラーメンを胃にしまい込む事で事なきを得た。圧倒的質量。カロリー。高タンパク。最後にモノを言うのはニンニクと極太麺だ。翌日、休日出勤を耐え抜いて、帰宅するなり友人と食事をする話をしながら1時間半の仮眠。起きると食事の予定が取れないことが分かったので、夜の時間はゴミ袋を出して家にある仕事やら何やらの不要な書類を山ほど捨てた。要らないものばかり部屋の死角から転がり出てきて、この中から何か持ち帰る価値のあるものはあるだろうか、と考えたけれど、ほとんどその枠からはこぼれ落ちてしまった。知識として脳に収まっているものだけで十分な気がした。
翌日、映像作品の出演があったので用意をして昼過ぎから外に出る。市役所近くの公園に置いてある冷蔵庫はどれも増税分価格が上乗せされており、なるほど行政はこれだからと思いつつ暖かいお茶を買う。自宅からそう遠くない距離にあるこの公園は一度もきちんと見て回ったことがなく、広葉樹の下で青銅の力士像が雄々しく立つさまも、小さな売店で400円のホットワインが飲める事もこの日まで知らなかった。自宅近くの別の公園には茶屋があり、そこそこ有名らしいことも聞いてはいたが、その店の場所を知ったのはつい最近のことだ。近くの場所ほど何故か行くのが億劫に感じる現象があるように、見た気になって油断しているものって身近に多くあるような気がして、そんなものを見つめ直す日々になりそうな春。3月の予定がぽつりぽつりと決まってきた。