喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2016.03.18

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うだうだ言いつつ病院に行ったら帯状疱疹とかいう神経に沿って腫れものができる怪我?病気?のようなものにかかっていたことが分かって、あれよあれよという間に消毒をされ薬を出され4人の野口英世が財布から旅立っていった。要は自覚していた以上に疲れていたらしい。でも生きたいように生きられているから本望だ。今日は大学の二つ下の代の後輩たちが集まり追い出しコンパ、略して追いコンをやるらしい。二つも上の代なのに何故かお呼びの声がかかったので、せっかくならと一人ひとりに餞別の品と手紙を用意した。10人くらいだっけ、と思って後輩に確認をとったら11人いるらしく、じゃあ11人分の支度をしようと用意をしたら実は12人いた。慌てて工作をしていたら時間が流星のように流れ、23時に取り掛かった作業は気付けば朝日を呼んでいた。後輩一人ひとりに、僕から見た人物像を、上から目線でしたためた。君はこういう奴だよね、と語りかけるわけだ。なんだか嫌な意味で歳を取った気がする。これを読んでこいつは先輩面して何にもわかってねぇな、と思われやしないかとヒヤヒヤしてて、じゃあそんな手紙を書かなければよいのだけど、そこで変に気を遣って文面を変えたらそれは彼らに礼儀を欠くことになる気がした。僕は僕らしくいこうと思った。君は君らしく、と彼らの手紙に綴ったように。なんだかキザらしいことを言いましたが、ともあれ手紙の醍醐味は手書きであることだと思う。文字を間違うこと、線が震えること、紙に染みがついてしまうこと、皺ができること。文字以外の情報が多い。匂いとかもそう。僕は手紙が好きだ。時間が経って読み返せば恥ずかしいものかもしれないけれど、そんな機会が訪れることは少なく、基本的に自分がその時発した感情に二度と出会う事はない。編集もできない。フィルムカメラのようなものかもしれない。その時々の想いというのはなんだか儚いもののような気がして、でもそんなものだからこそ人の心を打つのだろう。全部僕の都合ですが、とにかく後輩たちはどうか明るい未来に羽ばたいていってほしいと思う。細かい話をいくら書いても、伝えたいことはそういうことだ。