喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2017.04.06

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東京では桜が咲いているけれどこっちはまだ時間がかかりそう。それでも気温はようやく春らしくなってきていて、最高気温が18度まで上昇した日にはとうとう冬物の衣服を棚の奥にしまい込んだ。年相応の格好というものを弁えず20歳ぐらいから今までファッションの系統を一貫させているので、街でガラスに映った自分の姿は自分で見返しても25歳には見えなかった。昔想像していた25歳はもっと大人びていたが、5年程度では大して老け込まないようになっているらしい。20代の年齢の話に関しては、自分が好きなアーティストが同じ歳の頃はこういう作品や楽曲を出していて、と比べてしまって簡単に憂鬱の沼に肩まで浸かってしまうのでこの辺りにしておきます。春めいてきた。から、山に登ろう、と、そういう気分になってる。先日一緒に遊んだ大学の後輩と登山をやりたいねという話になり、それから脳の思考回路の3割ぐらいが登山および登山道具についての考察の処理に割かれている。靴の種類、衣服、防水性、ストック、リュック、アタッチメントの数々、飲食、登るべき山のこと、道のりのこと、草陰、沢、山頂の景色、汗、タオル、雨のこと。最後に登山らしい登山をした最後の記憶は子供の頃で、雲より高い高度に登る手前で酸素の薄さに耐えかねて下山をしていた。これからトライする山がどんな行程になるのか分からないけれど、大人の力で踏破してやりたいと思う。アウトドアって女性人気がないイメージがあって、職場の女性になんで?って聞いたら、汗とか虫とか嫌だし、家にいた方が快適だし、という話を聞き、だよねぇ、と思った。どうしてそこに敢えて挑むのか、答えは多分いろんな所に既出していると思うけれど、僕はもう良い写真が撮れて程よく運動ができればそれでいいから。山の立場よ。