読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2017.04.11

f:id:yukimofk:20170411103813j:image

前回日記を書いてから、登山道具を揃え、山に登り、筋肉痛で尻を強張らせながらこの文字を書いている。坂道を登る時より降りる時の方が足腰に負担がかかるというが、そんなもの登るときも降りるときも両方しんどいだろと思っていたところを、あぁそうかそういうことかと、言葉の意味を身をもって知る事ができた。急な坂道を降りるとき、足をそろそろと下へ伸ばすのだが、まず軽く膝が笑う。続いてハム何とかという太ももの筋肉、そして尻。下半身をまんべんなく使うのだ。余裕ぶってスニーカーで高尾山を登る東京の若者の話をよく聞くが、そんなのいいから良いトレッキングシューズを買いなさいと思う。登山用の靴は車のタイヤのような靴底のゴムが安定感をもたらし、ゴアテックスという不思議素材によって浅い川の流れに足を浸しても靴下が濡れる事はない。少し厚手のウォーキング用の靴下も、暖かくて一日中履いていたにも関わらず全く蒸れない。山を登る為の道具のことなんて考えもしなかった生活をのほほんと送っていた頃に、人知れず色んな技術が進歩していて、無知な僕に様々な衝撃を与える。革新的なユーザーエクスペリエンス、という言葉は近年ウェアラブルバイスとかアップル製品とか機械の類に付随されてきているが、逆に「山に登る」という原始的な分野でもそれは十分感じることが出来る。世の中知らない事ばかりですごい。普段自分が関心を向けない分野にそういう感動がゴロゴロ転がっていて、僕は仕事の空き時間にどの分野に手を伸ばすかを選択し、休日にそれを実行することができる。そう考えるとかなり有意義な人生になるような気がしてきた。自己満足の時間消費に有意義も何もないとは思うけど、そもそもそこに生産性を求める事も野暮な気がするし、とりあえず今の僕は知らない世界の扉をどんどん開けていきたい。休日に仲間と酒を飲んでばかりの人も、3Dプリンターで夜な夜な何かを生み出す人も、また僕の知らない扉を開いている人なのだろうから、そういう人とも出会いたいし、話してみたいし、いつか自分もそうしてみたい。僕が死ぬまでの真っ白な時間に少しでも色をつけてやりたい。最近そういうことを考えてる。オォン?!?真面目か!??!??