喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2017.07.10

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6月が何も日記をつけないまま過ぎ去ってしまった。おお6月よ死んでしまうとは情けない。今流行のフリマアプリというものに手を出して早1ヵ月、売上が7万円ほどになったので銀行口座へ振り込んでもらうよう手続きをした。部屋に転がる不要物を捨てるついでにそれが小遣いに変わればいい、と思い立ち、不要なものをどんどん緩衝材に包み、黒猫の小屋に持ち込んだ。部屋は5%ぐらい片付いた。誤差の範囲である。売るものを手にした時の思い出があふれて結局捨てられないのでは、という杞憂も特に無く、今それが自分に必要かどうか、というシンプルな物差しで切り分けていく。自分の理想の居室を想像する時、誰だって最初から雑然とした部屋に住もうとイメージはしないだろう。家具屋のカタログに載っているのはいつだってシンプルな洋室の写真なのに、気付けばあらゆる雑貨が床や収納の上を飾り、はみ出し、こぼれているものだ。だから本来あるべき、無駄のない空間作りに近付いていく感覚は気持ちが良い。掃除をしているときと同じだ。その成果が未だ5%であったとしても気持ちが良いと思えるのだからこれはいい取組だ。購入した時の金額とか販売した金額から差し引かれる手数料だとかそれによって収益を出すフリマ会社の利益だとか、脳裏によぎる数字の事はなるべく考えない事にしている。仕事運は相変わらず地べたのラインとだらだら平行線で日々を進んでいくけれど、健康運は持ち直してきた。そういや前に書いた直近の日記が腹痛についてだった、それを最後に筆を止めていたから潰瘍で死んだと思っている人がいるかもしれない、生きてます。生きてます。つまらない金勘定を考えているうちに歳をとってジジイババアになって、そのうち死にます。