喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2017.09.12

f:id:yukimofk:20170912201834j:image

 僕の預かり知らぬ所で暗黙の了解があったのか、ほぼ毎日店の開店を任される日々が続き、今日は少し遅めに出勤してよかったのでここぞとばかりに朝はしこたま寝た。朝8時まで寝てていいのはとてもありがたいことで、こんなに寝ていていいのか、という気持ちになった。人生の3分の1は寝ている時間が占めているというし、こんな睡眠を得る為に我々は日々働いているのか、いやそんな訳はないな、正しくはより良い睡眠を得る為に、具体的にはより良いベッドやマットレス、毛布、布団、枕を得る為だな、などと考えた。トゥルースリーパーとやらに年々関心が高まっていくけど、一度身を委ねたらもう起き上がれないのではないかと震えています。睡眠も食事もセックスも、生理的な活動に快感を与えた神やら遺伝子やらは罪深いなと思う。性行為は多くの場合他者を伴うので無理に行うと罰せられたりするけれど、その点睡眠と食事は他人に迷惑をかけないからいい。むしろ摂取していない方が迷惑をかける。しなければならないことに快感が付随するのだから、人は寝転がり、好きなものを食べ、太る。デブ〜〜〜〜。ただその光景はとても動物的で、他の種の動物のさまと同じであるから、野生や本能の観点から見るとぶくぶくと太って寝倒して子孫を残す生き方の方が理想的なのかもしれない。でも寝不足をも厭わぬほど面白いものが世にはあふれていて、太りたくないから糖質のない食品が開発されて、ついでに性行為も同性との接触やソロプレイが発達した。人間は正反対のところへと足を向け、何年もかけて野生の対角へと歩いているらしい。行き着く先はやっぱりロボなのかな。なんでこんな事を日記にしたためているのかというと電車に乗っていて暇だからです。