喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2020.05.24


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前回の日記から今にかけてコロナウイルスが蔓延して生活が変わって、耳の裏の腫れ物のことを、この日記を書き留めているメモアプリに残された記述を見てようやく思い出した。もう影も形もない。家に籠もる日々は1日が過ぎるのが早くて、何か思考を巡らせて練るようなことも特になく、存在していないに等しい日々だった。適当な食事と1日の運動量に気を配り、外には出ず、社会への参加権代わりとなったマスクを外出する用事があるたびに探す。ゲームと動画の編集はよく進んだ。画面の向こうの荒廃した世界と遠からず似たような空気を絡った現実は規制が緩んでどんどん元の世界に戻ろうとしている。自分はといえば、先月から仕事が変わって今ようやく少しずつ馴染んできているところ。業種が変わっても客と顔を突き合わせてやるヒアリングやソリューションのやり方は変わらなくて、相手の意図を汲み取って完璧あるいはそれに近い回答をぶつけてあげると相手は満足するのでそれで合意を得てお金をもらう。前任の担当者が仕事の教え方がクソほど下手で備品や書類のまとめ方もクソほど下手だったので、反発した勢いで最近効率中毒みたいな仕事の思想になりつつある。この1週間はずっと心の中のジョルノジョバーナが無駄を連呼しながら不要な紙の束をシュレッダーに突っ込んでいた。無駄に対する強い憤りがあったことは確かだけどなんでDIOじゃなかったんだろう。義憤だったからか。つまるとこと無駄は悪とすら感じている意識が心の奥にはあるのかもしれない。そういえば我が家は不定期的にジョジョブームが来るけれど、先日嫁と強い意志のもと6部と7部の文庫を新書でまとめ買いし、それがそのうち家に届く。その本を迎え入れる書庫がもう家にないので棚を自作することをこの前決意して、明日休みだから木材買いに行こうかなと思っているところ。This is 近況。高いところにお店があると暖気が籠もって汗くさい5月。