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喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2016.03.21

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今日は前の日記に書いた後輩たちの卒業式だそうだ。自分が卒業した日のことは今でも思い出せる。楽しい夜だった。学友たちとの別れと旅立ちの日を彼らにも楽しんで過ごしてもらいたい。一方僕はというと、父と共に仙台へ向かう車の中にいた。地元から片道1時間半くらい、車に積み込めるだけの荷物を詰めて、引き返す。引っ越しだ。これで何度目か覚えていないが、こうして繁忙期の引っ越し業者に支払う莫大な費用を節約することができる。その過程で不要なものを売り払ったり、大事なものをまとめたり、そうこうしているうちに実家の6畳間は大量の物資で埋め尽くされることになった。机の上に中身の詰まったペン立てが4つも並んでいる。CDラックからはCDが何枚かはみ出てしまった。モニターやらスピーカーやらパソコンやらで配線は蛇のように机の脇に垂れ下がっている。セミダブルのベッドと2人掛けのソファ、学習机に椅子が2脚並べば、もう部屋では立つか座るか寝るかという選択肢しか取れなくなる。前の住まいから移ってきたものは、働き出してから手に入れたものが多い。自分の労働の成果がボールペンだったりソファーだったりに姿を変えている訳で、それをひとつひとつ手に取り確認していくことは自尊心を撫で回す行為に似ていた。自分に自信はつくかもしれないが、いい趣味ではないだろう。埃を纏ったもの、つい先ほどまで触れていたもの、そういうものを整理する。当分くしゃみは収まりそうにない。そんなことを思いながら、自分に残されたつかの間のモラトリアムの時間はそう長くないことに気付いて、今更になって少し背筋が寒くなった。

余談ですが、当ブログのアクセスカウントが先週くらいから1,000を超えました。ありがとうございます。