喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2015.12.29

朝、風呂に入って髭を剃ったばかりの顔を見る。老け込んできたように思える。久しぶりに顔を見せる両親や地元の友人には何と言われるのだろう、と帰省のことを考える。たかだか数ヶ月の間で顔が、髪の色が、お腹の膨らみが、化粧が、容易に変わる年頃なので…

2015.12.26

24日付の日記を書いてしばらくして腹を決めて(クリスマスには自分へのプレゼントを送ろうという覚悟)、アマゾンでキャプチャーボードと配線と野球盤を注文し、イオンモールに行ってケーキを買って帰ってきた。仕事の立て替えもあって一時で累計3万円ぐらい…

2015.12.24

酒を飲んで飲んで飲んで飲んで黒霧島のビンの中身が残りわずかとなって、ラストに秋田のおいしい日本酒を飲んで、その日本酒を飲み切ったという記憶がない。胃液と小ゲロを和式便器に土下座の姿勢で垂れ流したり、ビニール袋を口に当てていつ吐いても大丈夫…

2015.12.21

年賀状を書こうと思い立ったのが12月の頭だったはずなのに、気付いたらもう年の瀬まで来ていた。最近こんなのばっかりだ。日々巻き起こる事態が早過ぎて日々をなぞる暇がない。師も走るという腐った言い回しも納得の時間経過。回転寿司のレールがあまりにも…

おじさんの話

電話ボックスにおじさんが詰まっていた。高さ2m弱、四方の幅は1mにも満たないだろう。そんなごく小さな空間に、緑色の公衆電話が静かに佇んでいる。その電話機に向かい合うおじさんがひとり。僕は通勤途中で、足早に駅前の歩道を過ぎ去ろうとしていた。視線…

2015.12.18

冬将軍が寝たきりなので雪とは縁のない年末になりそうだな、と気象庁の天気予報を眺めて考える。もう1週間したら仕事納めとなってしまう。もうここまで来てしまった。仕事の事とかどうにかしようと思ってたけどそんな暇はどこにもなかった。休日に銀行に行っ…

2015.12.15

悪いことは重なるものだ、と誰が決めた法則か分からないけれど、ここ3日ほどブルーな出来事があったので落ち込んだり悔しく思ったり心がぐずぐずになるなどした。聞き飽きたはずのミスチルが耳を通ってすっと胸の中を通り抜けていくのは、彼らが凡人のリアリ…

2015.12.11

雨が心地良い時ってどんな時だったっけ。傘を差しても足が濡れ、気圧がどうのこうので頭が痛くなり、ここ2日ほど不快以外の感情を洗い流されたような気持ちでいる。アラームがなければ起きたい時間に起きられないのは寒さのせい。布団から身を起こすと、ソフ…

2015.12.06

雪国の人間が雪のない暮らしを想像できないことは、かつての暮らしに何の差しさわりも生まなかった。光る画面を介して世界中と繋がれるようになった今、それはとても残念なことだと思うようになった。無知のまんまでコミュニケーションの輪を広げても、その…

2015.12.03

12月になったのに雪が降らない!と騒ぎたてていたのがいつの頃だったのか。もうそれが当たり前になってしまっている2015年の冬は、去年から居座り続けていたストーブの中の灯油が切れた事から始まった。近所のガソリンスタンドから18リットルの灯油を自宅に…