喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015.09.20

雨が降り続いて湿度が天井知らずで高まり、明けないかと思われた雨雲がようやく流れ、晴天が覗いたと思ったら遅れてきた残暑は夏の残り物。自宅にソファが届いたので汗だくになりながら組み立ててご満悦。一度掃除して綺麗にしまった扇風機をもう一度出すの…

2015・09.18

昨今のポップスはメンヘラ女とのグズグズした関わり合いが歌詞になっててずっと聞いてると胸焼けを起こしますよという話を長々と書きたかったけど割愛。毎朝耳元で爆音を鳴らして起こしてくれるブンブンサテライツをそろそろ別の人に変えよう変えようと思い…

2015.09.11

大雨がクレッシェンドで道路や窓を叩いている時は、長い長いスタンディングオベーションの只中にいるような気分でどうにも落ち着かなかった。紅の人たちがドラムセットをぶち壊すような派手な音が聞こえてきて、何事かと窓の外を見たら近所で交通事故が起き…

2015.09.06

目を覚ましたらまず視界に入るのがベッドの向かい側の壁に立てかけてある時計で、もう会社にいなければおかしい時間を指していたので、まず口から出た言葉が「やべぇ」だった。シャワーも浴びず髭も剃らずに下着と服を着替えるのは気持ちの悪いことで、嫌な…

2015.09.05

風呂上りの素足でゴキブリを踏んだのが昨日の朝の8時15分くらいの話。風邪薬のカプセルが大きくなって床に転がっていたのを踏んづけたらこんな感触かな、という反動を左足の裏に感じて、何を床に落としていたかと振り返って、出したことのない声が声帯から飛…

骸骨の話1

色に力や印象を見出すのは遥か昔から伝わる人間の変わった意識であり、色のわからぬ動物たちにはなんら意味のない概念であった。 ぼんやりとした、明るい氷の塊が空から無数に落ちてくる。人はそれを雪と呼んだ。冷たい風が弄ぶようにあちこちにそれを撒き散…

2015.09.04

至極どうでもいい悩みの一つに「座椅子問題」というものがある。最近ドラゴンズドグマオンラインという面白いゲームに没頭し始めた。久しぶりに据置機のゲームを何時間もやり込んで、その結果プレイ時間に比例してどんどん姿勢が悪くなる。また、テレビの画…

2015.08.31

体重が増えた話。夏の休みが終わった頃に通ってるバーに行ったら顔がふっくらしてきたと言われ、いや普段着ていかない仕事着姿だしそう見えるねんガハハと思ってたけど、翌朝体重計に乗ったら過去最高値を更新してひどく驚いた。体重の変動に乏しい体なので…

2015.08.30

秋雨前線、という言葉が朝7時のテレビから流れてきて、耳に入った途端に日本の気温がぐっと下がった。それと同時に降り出した雨はとめどなくアスファルトを濡らし続けていて、夏に浴びた紫外線や太陽光とその熱を何もかも洗い流して、夏の記憶を奪い去ってい…

2015.08.20

夏があっさりと過ぎて行った。ここ最近の大きなお買い物はカホンとカメラと安くなった夏服たちの3つにまとめられる。あと幼馴染と食べた良い肉。お盆休みは遠くに行くこともなく、大冒険も特にしなかった。途中、以前から機会を窺っては行こうと思っていた京…

2015.08.16

歯医者について。中学卒業かそこらからさっぱり行かなくなった歯科医院に再び通うことにした。目立つ虫歯が出来てしまったからだ。忙しいとか歯石を取り除く時のピンセットのような道具で歯をカリカリ削られるのが嫌だとか、細かな理由が重なって億劫になっ…

2015.08.08

ロックフェスにもビーチにも縁がないけれど、今年の夏をどう過ごすか(この場合の'夏'は仕事の夏季休暇を指す)をそろそろ検討しなければならないと思って、バババッと予定を立てたら長期休暇の甲斐のないあっさりした日々になりそうで、どうしようもなく空を…

2015.08.05

茹だる、という言葉と茹でる、という言葉が似るところには共通項があって、それはいずれも高温(及び熱湯)によってぐったりする所である。出張先から戻る日に炎天下の中で水を浴びたような発汗をして、やはり茹でられたようになって帰ってきた。岩手県には岩…

2015.07.24

7月に入るや否や岩手県に毎週飛ばされる出張の日々で、帰ってきた仙台では蝉の数が増えていた。眠気が目の上のシャッターを下ろしたがるのは連勤が続いているからで、家に帰ったらベッドの上で気が済むまでゴロゴロしてやるつもりだ。出張生活のおかげで生…

2015.07.08

巷では鳴き出したと伝え聞きつつ、心の片隅では聞くまい、聞きたくないと思っていた蝉の鳴き声が、ごく小さな音で鳴っているのを確かに聞いた。まだ梅雨の渦中としても、蝉が鳴けば夏の始まりであるし、それを実家の6畳の自室のベッドの上で聞こうものなら、…

仮面について

大きなキャリーバッグを引っ張って昼間に部屋から抜け出して、帰ろう帰ろうと思っていた実家へ向かうバスに乗った。バッグの中には不要品が詰まっていて、実家に置き去りにしてしまう算段。キャリーバッグを引いている姿を見れば誰でも遠方からの旅人と思う…

2015.07.05-2

ゆうべ見た夢の中に、プロレスラーにまたがりキャメルクラッチで上体を締め上げて勝利するという断片的な記憶があって、何故そんなことをしてたのかはともかく、ラーメンマンがブロッケンマンを引きちぎる例のトラウマを思い出して、朝から嫌な気分になった。…

2015.07.05

作文に赤い線を引かれて誤字を指摘されるのが、小学生のころの作文の思い出。小学生の頃、校内で2番目に読書量の多い本の虫だったわたしは、読んでいた小説の中から「苦笑する」という言葉を知り、自身の作文の中でもそれを使用した(今思えば苦笑する小学生…