喪服日誌

唐揚げだけが人生だ。/@yuki_mofk

2017.01.10

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居酒屋が連なる長屋の中にいい牛肉を食べられるお店を見つけて二度目の来訪をした翌日、食事の誘いを受けて退勤後に車を走らせたら行き先が焼肉屋で、ここまで食べる計画はなかったのに、と思いながら幾許かの肉が胃に消えた。でかい肉の塊にはハサミでカットしやすいように格子状に切れ目が入っていて、見た目がワイルドだった。みな恐竜の肉のようだと喜んで食べた。こんなに食べていては自分が牛になってしまうことは明白なのに、人前で乳を出したり差し出された牧草を食べるだけで人々に喜ばれるなんて良いこと尽くめではないかとあらぬ想像をしてしまう。新年の抱負を新年も10日を過ぎた今になって掲げることはしないのだけど、昨年のいつからか投げっぱなしになっていた部屋の片付けと清掃を行うこと、昨年撮った写真のレタッチをすること、人からもらった贈り物のディスプレイを考えること、今年着なかった冬服を売ること、様々な「やらなきゃ」の思考が頭を支配していて、それを片付けないと2017年の活動をすっきりとした気持ちで始められないような気がしているので、やります。なぜなら私は牛ではないから。ちなみに写真といえば、ある晩かかってきた電話からの依頼で、ある夫婦の結婚式の撮影を頼まれてしまった。人生に一度の大舞台をなんとかいい形で記録に収める為にも頑張らなきゃなぁ。今度東京に行く時に練習するとしよう。